論文が出ました

以下の共著論文が学術雑誌「職業リハビリテーション」に掲載されました。

山口明日香・岡耕平・前原和明・野崎 智仁・八重田淳. (2021). 
日本職業リハビリテーション学会員を対象としたコロナ禍の調査結果報告.
職業リハビリテーション , 35 (1) , 22-29.

https://camel3.com/cms/files/camel/vocreha/0730/TGgZ30sW.pdf

この論文では、職業リハビリテーションの指導員や指導に関連する者を対象として、コロナ禍の影響が職業リハビリテーション業務にどのような影響を与えたか、ウェブ調査の結果が示されています。

調査からは、特に障害種別によってオンラインでの職業リハビリテーションの課題が異なることが明らかになりました。特にこれまで在宅就労支援の知見が蓄積されていない知的障害については、現状として支援が困難であることが示され、喫緊の課題となっていることが示されました。障害支援だけでなく、医療についても時代のニーズに対応した実践を行うにあたり、障害や疾病の種類に応じた遠隔による支援の実践知の蓄積と整理が必要になると思われます。

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