企業・公的機関の方へ

オカラボ/みたてラボでは、これまでの研究活動で得られた知見を社会の中で役立てるために、企業や公的機関の皆様との共同研究やコラボレーション企画、また専門知識の提供に関するご相談を受け付けています。私たちのラボは社会人大学院のなかにある特性上、他大学の研究室のように大学院生が共同研究に参画することは難しいのですが、そのぶんラボ主催者が直接的に参画いたします。
 共同研究形式、コラボレーションイベント形式、相談/アイデア提供形式、講演形式など、スタイルに関しては柔軟に対応できますので、まずはメールにてご連絡ください。お手数ですが、 k-oka★juhs.ac.jp の★の部分を@に書き換えてお送りください。

研究・活動領域

研究のディシプリンとしては、産業心理学や認知心理学の中でも特に実験系、現場調査系の方法論を学んできました。過去には眼球運動の計測や、動作の時系列分析、実験条件を統制した中でのPCを用いた刺激提示などによる実験を行ってきました。また、現場調査としては特に障害のある人の学ぶ学校や就労支援事業所、他には医療機関や療養機関のなかで、観察調査・インタビュー調査・質問紙調査・実験調査を行ってきました。障害のある人の就学・就労に関する研究については20年以上、医療現場に関する課題解決に関する研究については10年以上の研究歴があります。研究業績については、研究業績のページ もご参照ください。

研究テーマとして、以下のような研究に取り組んでいます。

就学支援系

  • 児童・生徒に必要な合理的配慮の見極めおよび有効性の検証
  • 集団授業内での学習内容の理解が困難な児童・生徒への学習指導
  • テクノロジーを活用した学習方法および学習アプローチの開発
  • インクルーシブ教育が可能な学校組織にするための学校支援
  • 高校通級のための校内仕組みづくり支援
  • 認知機能アセスメント

就労支援系

  • テクノロジー(支援技術)を活用した就労支援
  • 職能アセスメントと職域拡大
  • 就労支援事におけるビジネスモデル

医療安全・支援系

  • 組織のレジリエンス評価方法の開発
  • Safety-Ⅱ および Safety Differently の仕組みの医療現場への導入
  • 医療者と患者のコミュニケーション
  • 臨床判断能力のアセスメント

こどもの生活支援系

  • ゲームがやめられないこども(と家族)へのゲームとの付き合い方の変更
  • 生活内でできることを増やすための遊び