オカラボ

滋慶医療科学大学院大学 医療管理学研究科 岡研究室

ラボテーマ

 教育・福祉・医療の現場で生じる課題について,人間と環境の相互作用の観点から背景メカニズムを明らかにし,環境を変更したり代替的手法を適用することで人々の負荷を下げ,課題解決を図ることをテーマにしています.基礎研究か応用研究か,といった観点にはこだわりません.目的に応じて適切な研究手法を選択することを重視しています.ただし,ラボに所属する学生には,自身の所属するフィールドにおいて実際に生じている課題の解決に貢献しうることを研究テーマとして選んでもらっています.これは,研究の訓練期間である修士課程において,自身が既にもっている知識を利用できることで負荷が下がること,自身の生活に関することの方が研究のモチベーションを維持しやすいことを考慮してのことです.学生の研究テーマや研究フィールドに関しては,指導する立場としてできる限り私自身がそのフィールドについて勉強し,実際にフィールドに足を運ぶように心がけています.

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Principal Investigator

岡 耕平   博士(人間科学)

専門領域:認知心理学,人間支援工学,障害支援技術,職業リハビリテーション

研究室で扱ってきた修士学位論文のテーマ

  • 在宅における血液透析装置の安全使用に関する人間支援工学的研究
  • 訪問看護師が受ける苦情と対処行動の選択に関する研究
  • 眼科検査場面における視能訓練士の認知的技能に関する研究
  • 精神保健福祉士の認知的技能に関する探索的研究
  • 発達障害のある成人の「生きづらさ」に関する研究
  • 人工心肺装置のトラブル発生時における状況認識とクライシスチェックリストの効果
  • 聴覚障害のある人の生活場面での困難を理解するための聴覚障害疑似体験の課題整理と新しい体験学習の提案
  • 放射線治療計画におけるヒューマンエラーの原因分析と対策の検討
  • 認知症患者のケア場面における介護者の「嘘」に関する研究
  • 柔道整復師養成校における医療安全教育の構築に向けた事故と苦情(広義の紛争)に関する実態調査

研究室に所属した学生のバックグラウンド

看護師/助産師/臨床工学技士/診療放射線技師/作業療法士/言語聴覚士/視能訓練士/精神保健福祉士/介護福祉士/柔道整復士

学生/修了生との共著論文

  • 山本鋭二郎・岡耕平. (2019). 放射線治療におけるインシデント事例に対するVTAを用いたヒューマンファクター研究. 日本放射線技術学会雑誌, 日本放射線技術学会雑誌, 75(11), 1249-1259.
  • 井上奈美江・岡耕平. (2019). 訪問看護師が受ける苦情の実態−インタビュー内容の主観的分類から−. 日本在宅看護学会誌, 8(1), 40-47.
  • 藤井耕・岡耕平・折田義正. (2019). 在宅血液透析装置に求められる要件についての検討. 日本臨床工学技士会会誌, 65, 98-103.
  • 笠原聡子・杉本千恵・岡耕平. (2018). 看護学生および看護師における二次元レジリエンス要因尺度(BRS)の信頼性と妥当性の検証. 日本看護科学会誌, 38, 160-168.
  • 杉本千恵・笠原聡子・岡耕平. (2018). 二次元レジリエンス要因尺度を用いた看護学生のレジリエンス特性の学年による違い. 日本看護科学会誌, 38, 18-26.
  • 吉野眞美・岡耕平・木内淳子. (2018). 産科医療補償制度における原因分析報告書の検討. 医療の質・安全学会誌, 13(3), 275-284.
  • 杉本千恵・笠原聡子・岡耕平. (2018). 看護学生のレジリエンス特性と精神的負担感の年間推移との関係. 日本看護学会論文集(看護教育), 48, 39-42.
  • 喜田裕也・岡耕平・木内淳子. (2015). WHOドラフトガイドラインに基づいた医療事故調査66報告書の検討 ―非懲罰性について―,医療の質・安全学会誌, 10(3), 269-272.
  • 吉野眞美・岡耕平・木内淳子. (2013) 看護師等が刑事責任を問われた事故の根本原因分析 ~そこから学ぶ事故防止策の不備の検討〜 医療の質・安全学会誌, 8(4), 336-347.

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