経歴

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岡 耕平(OKA, Kohei)
博士(人間科学)
滋慶医療科学大学大学院医療管理学研究科 教授
大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター 招へい教授

▼資格
公認心理師
福祉情報技術コーディネーター1級

▼略歴
1978年大阪生まれ。2007年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。2009年大阪大学にて博士(人間科学)。2006年より日本学術振興会特別研究員を経て、2007年から2011年まで東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野特任助教。2011年より現職。知的障害のある人のガイドヘルパー、小規模作業所での作業支援、職場内での就労支援コーディネート、学校での学習支援の経験をもとに、学習・就労場面での障害の解消やテクノロジーによる能力の拡張について研究している。2005年日本認知心理学会優秀発表賞、2007年関西心理学会研究奨励賞、2011年日本職業リハビリテーション学会奨励賞、2013年2020年ヒューマンインタフェース学会研究会賞、2019年2023年コミュニケーション支援研究賞、等受賞。

▼学歴

平成13年03月 大阪教育大学 教育学部 教養学科 対人行動学コース 卒業 学士(教養)
平成14年04月 大阪大学大学院人間科学研究科 人間科学専攻 適応認知行動学研究分野 博士前期課程 入学
平成16年03月 大阪大学大学院人間科学研究科 人間科学専攻 博士前期課程 修了 修士(人間科学)
平成19年03月 大阪大学大学院人間科学研究科 人間科学専攻 博士後期課程 単位取得退学
平成21年09月 大阪大学大学院人間科学研究科 人間科学専攻 博士学位取得 博士(人間科学)

▼職歴・教育歴

平成14年11月01日~平成16年03月31日 大阪大学人間科学部リスク調査委員会特別調査研究員
平成15年05月01日~平成16年04月30日 兵庫障害者職業能力開発校 「心理学」非常勤講師
平成16年05月01日~平成18年02月28日 大阪大学人間科学部  ティーチングアシスタント
平成17年12月01日~平成19年02月28日 大阪労災看護専門学校  「教育学」非常勤講師
平成18年04月01日~平成19年03月31日 大阪大学(日本学術振興会)特別研究員(DC)
平成18年05月01日~平成19年03月31日 大阪大学大学院人間科学研究科  論文チューター
平成19年04月01日~平成19年09月30日 大阪大学(日本学術振興会)特別研究員(PD)
平成19年10月01日~平成23年03月31日 東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野 特任助教
平成20年04月01日~平成23年03月31日 日本大学 文理学部 「教育心理学」非常勤講師
平成23年04月01日~平成25年03月31日 滋慶医療科学大学院大学 助教
平成23年11月12日           筑波大学人間学群心理学類「教育心理学特講」非常勤講師
平成25年04月01日~平成28年03月31日 滋慶医療科学大学院大学 講師
平成28年04月01日~令和03年03月31日 滋慶医療科学大学院大学 准教授
令和03年04月01日~令和05年06月30日 滋慶医療科学大学大学院 准教授
令和02年08月01日〜現在        学習院女子大学 日本文化学科「特別支援教育概論」非常勤講師
令和02年08月01日〜現在        大阪教育大学 教育協働学科「知覚・認知心理学」非常勤講師
令和04年04月01日〜令和04年09月30日 愛知医科大学大学院看護学研究科 非常勤講師
令和05年07月01日~現在        滋慶医療科学大学大学院 教授

▼受賞歴

  1. 西尾嘉津政・岡耕平. (2023). 理学療法臨床経験の違いによる自身の動作表現と動作指導表現の違いに関する研究(コミュニケーション支援研究賞受賞), コラボレーション基盤専門研究委員会第1回研究会.
  2. 小山和彦・岡耕平・西辻冬馬・堀 辰之.(2021). 人工心肺のトラブル対処時の状況認識にクライシスチェックリストが及ぼす効果.対外循環技術, 47(2), 128-137., (論文賞受賞), 第46回日本体外循環技術医学会大会.
  3. 辻恵梨香・岡耕平 (2020). 認知症のある高齢者に対し介護職員が用いる方便的欺瞞の分類, (ヒューマンインタフェース学会研究会賞受賞),2019年度ヒューマンインタフェース学会総会.
  4. 岡耕平・白石知也・白石いつみ (2019). 知的障害のある人の認知的支援のための音声アシスタント制作を目指した課題整理(コミュニケーション支援研究賞受賞),コミュニケーション支援専門研究委員会第19回研究会.
  5. 岡耕平 (2013). コミュニケーションが困難な発達障害のある学生の学習支援−テクノロジーの利用と環境調整による支援効果の事例的検討−(ヒューマンインタフェース学会研究会賞受賞),コミュニケーション支援専門研究委員会第5回研究会.
  6. 岡耕平 (2011). 一般就労が困難な発達障害のある人への超短時間就労の有効性の検討(奨励賞[実践部門]受賞),日本職業リハビリテーション学会第39回大会.
  7. 岡耕平・三浦利章 (2007). 知的障害者の手技作業巧緻性を低下させる要因:実際作業遂行時の視覚運動協応の時系列分析より(研究奨励賞受賞),関西心理学会第118回大会.
  8. 岡耕平・三浦利章 (2005). 知的障害の程度の違いが注意配分機能の練習効果に及ぼす影響(優秀発表賞〔社会貢献度評価部門〕), 日本認知心理学会第2回大会.

▼メディア出演/紹介

  1. JIJI.COM:時事通信社(2022年12月08日)「そんなところに問題が…点字ブロック◆視覚障害者と歩いて気付いたこと」
  2. HUFFPOST(2022年05月18日)「バリアフリーか、景観か。美しい「カーブした点字ブロック」が視覚障害者にとって不親切な理由」
  3. 学研 実践みんなの特別支援教育「どうなる?どうする?高校通級」2021年4月号から10月号(8月号除く)連載
  4. AERA (2017.1.30 No.5) 「[大特集]依存から私を守る」中Pp.12-13にインタビュー記事.
  5. 日本教育新聞 2016年3月7日より毎週月曜 「特別支援教育に使える なるほど! アプリ活用術」連載(2016年8月22日終了)
  6. ラジオ NHK第2「バリバラR」夢をかなえる福祉機器(2015年03月15日オンエア)
  7. NHK 総合テレビ 週末応援ナビ☆あほやねん!すきやねん!コーナー「早川信夫の時事っち 発達障害って知ってますか?」(2014年11月15日オンエア) .
  8. 夢にチャレンジ夢への架け橋ドリームアーク.滋慶医療科学大学院大学講師・岡耕平氏インタビューレポート(2014年8月18日掲載) .
  9. NHK Eテレ「バリバラ」福祉機器 大集合!2013.(2014年06月22日アンコール放送)
  10. msn産経ニュース(2014年1月22日)「発達障害者支援テーマに講演会 来月1日、兵庫・尼崎で」
  11. ラジオ NHK第2「バリバラR」福祉機器 大集合!2013.(2013年10月20日オンエア)
  12. NHK Eテレ「バリバラ」福祉機器 大集合!2013.(2013年10月18日オンエア)
  13. ボランティア2010年12月 第45巻8号(Pp.9-10)「携帯電話で支える福祉・特別支援教育」
  14. NHK 四国羅針盤『新技術が開く未来-特別支援教育の現場から-』(2010/11/05 19:30-19:55 NHK総合 四国4県ネット)
  15. 毎日jp フォトニュース(2010年9月30日掲載) 「ユニバ・リポート:アイフォーンなど身近にある技術を活用--第37回国際福祉機器展ハイライト1
  16. ソフトバンクニュース(CSRトピックス2010)(2010年4月20日掲載) 「携帯電話を利用した、発達障がい児の学習支援の可能性を探る
  17. 教育医事新聞 (2010年2月25日号[第306号]14面) 「障害児学習支援に携帯電話を活用」

▼社会活動(現在)

  • 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター 招へい教授(2014年から現在)
  • ヒューマンインタフェース学会 理事(2024年から現在)
  • ヒューマンインタフェース学会コラボレーション基盤専門研究委員会長(2024年から現在)
  • 日本職業リハビリテーション学会 論文誌編集委員(2019年から現在)
  • 大阪府教育庁 高等学校支援教育力充実事業「専門家チーム」構成員(2020年から現在)

▼所属学会

  • 日本心理学会
  • 日本認知心理学会
  • 日本特殊教育学会
  • 日本職業リハビリテーション学会(学会誌編集委員)
  • 日本認知科学会
  • 日本応用心理学会
  • 関西心理学会
  • ヒューマンインタフェース学会(理事)
  • 医療の質・安全学会
  • 日本在宅看護学会
  • 日本医療マネジメント学会

▼競争資金の獲得(代表分のみ記載)

  1. 2022.04 – 2025.03 . 文部科学省科学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)課題番号: 22K12121. 認知症に伴う行動・心理症状の環境依存性の解明と症状軽減ICTシステムの開発
  2. 2020.04 – 2024.03 . 文部科学省科学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)課題番号: 20K10357(分担). 「障害の社会モデル」を重視したリハビリテーションのための内省型研修プログラム開発
  3. 2016.04 – 2020.03. 文部科学省科学術研究助成基金助成金 基盤研究(C)課題番号: 16K048520001.普通科高等学校における特別な支援を要する生徒への合理的配慮提供システムの研究
  4. 2016.04 – 2019.03. 文部科学省科学術研究助成基金助成金 挑戦的萌芽研究 課題番号: 16K153980001(分担).レジリエンスの観点から見た病院薬剤部門における調剤業務の安全評価に関する研究
  5. 2015.04 – 2015.02. 日本職業リハビリテーション学会平成27年度若手研究者への研究助成.発達障害のある人の障害受容と就労の関係性の検討
  6. 2014.04 – 2015.02. 古川医療福祉設備振興財団.在宅医療のための人工透析機器インタフェース設計に関する人間支援工学的研究
  7. 2012.07 – 2013.04. 大阪難病研究財団医学研究助成.知的/発達障害のある人に対するエビデンスベースド地域ケアシステムの構築とその評価
  8. 2011.04 – 2015.03. 文部科学省科学術研究助成基金助成金 若手研究(B)課題番号: 23730855.超短時間就労を通じた就労困難な発達障害者への教育・社会参加支援法の開発
  9. 2008.10 – 2009.11. 平成20年度三菱財団助成金 社会福祉研究助成,支援技術を用いた知的障害当事者による時間管理支援マニュアル作成.
  10. 2008.04 – 2011.03. 文部科学省科学研究費補助金 若手研究(B) 課題番号: 20730569. 支援技術を利用した知的障害者の知的能力評価法の検討
  11. 2007.11 – 2008.03. 2007RCAST研究助成(萌芽的研究・若手研究者助成),遂行困難の特徴からみた新しい知的障害の分類法の開発
  12. 2006.04 – 2007.09. 日本学術振興会 科学研究費補助金,知的障害者の二重課題遂行困難性:その原因究明のための認知とパフォーマンスの検討