「高等教育における障害学生支援に関する全国協議会(仮称)」設立準備大会のお知らせ
興味深い協議会が設立されます.
高等教育における障害学生支援というのは,義務教育ではないので各個の学校がばらばらに動いているのが現状だと思います.
このような全国規模の協議会は,その点で意義深いと思います.
–<以下,ご案内/転載自由>–
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■「高等教育における障害学生支援に関する全国協議会(仮称)」
設立準備大会のお知らせ
概要:
高等教育での障害学生支援が全国的に広がりつつあります。大学の国際化
と多様化を考える上で,障害学生に対する合理的配慮やその他の支援は,
大学にとって重要なテーマの一つとなっています。
加えて,今年6月の障害者差別解消法の成立により,3年後の4月から,
障害学生への合理的配慮を行うことが国公立大学では義務化,私立大学で
は努力義務化されます。本大会は,全国の障害学生支援の取り組みを行っ
ている大学による協議会の設立を目指すものです(協議会の発起人となる
大学名を当日公開いたします。全国の国公私立大学から40校程度の参加
となる予定です)。
会の後半では,全米の大学が加入する協議会AHEADから,会長である
Scott Lissner氏を招き,米国での障害学生に対する支援の実際について
お話を伺います。米国では,障害者差別禁止法により差別の禁止と合理的
配慮の提供が義務化されています。AHEADは,高等教育における障害
学生への合理的配慮の担当者が多数参加する協議会です。
本大会は,障害のある人々の大学進学や,高等教育での障害学生支援に
関心をお持ちの方々を対象に,広く一般公開いたします。多くの方々に
ご来場いただけましたら幸いです。
・日時:2013年10月25日 午後1時〜5時(正午より受付開始)
・場所:東京大学伊藤国際学術研究センター・伊藤謝恩ホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html
・事前参加申し込み:必要
下記のサイトよりお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/118861/
・参加費(資料代含む):1,000円
※参加費は,開催当日,会場の「一般受付」にて申し受けます
※会場への車いすアクセス可能,要約筆記,手話通訳を用意:
その他,障害に関する情報保障等の配慮が必要な場合は,
事前に後述の運営担当までご連絡ください。
・プログラム:
13:00-13:15 開会
13:15-14:15 全国協議会の設立準備に関する趣旨と説明
14:30-15:45 特別講演「米国の高等教育における障害学生支援の制度と実際」
Scott Lissner,全米高等教育障害学生支援協議会(Association on Higher
Education and Disability, AHEAD) 会長
16:00-16:50 今後の障害学生支援に関する意見交換
16:50-17:00 閉会
・運営担当連絡先:
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野 近藤研究室内
「高等教育機関における障害学生支援に関する全国協議会(仮称)」
設立準備担当
電話/FAX: 03-5452-5228
電子メール:ahead-prep@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp
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以上