研究会と「まちまーい」
10月27日、北海道大学で第2回SIG-COASTER研究会が実施されました。
SIG-COASTERでは毎回研究会の時にその開催地周辺の街を回って「その街のインタフェースを探す」という遊び研究活動をしています。僕らはそれを「まちまーい」と呼んでいます。まちまーいっていうのは沖縄の言葉です。決めたのは岡山県立大の石井裕先生。まちまーいはたぶん「街周り」のことだと思います。今回の開催地は札幌でしたので、札幌のまちまーいをしてきました。
まずは恒例?の点字ブロック。一応ルールあるんですが、敷設者によって結構適当になっています。
続いて雪対応系。ひとつめは「砂」が入っているボックス。滑り防止ですね。大阪人はこれを見ると「お?鯉のエサ売ってんのけ?」と思います。ふたつめみっつめは雪が積もったときの停止線のシグナル。よっつめは地下道の吸気孔?雪で塞がらないように高い位置にある。
これも雪国インタフェース?縦型の信号機と重さに耐えるめっちゃ頑丈そうなバス停。
つづいて小ネタインタフェース。ひとつめは警察署の駐輪スペース。「警察署に用のない方の駐輪を禁止します」と書かれています。警察相手でもダメ駐輪する人いるんだ。ふたつめは僕が泊まったガーデンパレスの部屋の鍵。カードじゃないキーを見たのが久しぶりで。
最後に「ちょっとよくわからなかったけど」系。ひとつめ。兵藤ユキの髪型みたいな観葉植物。多分これ、雪降る前に移動させるんですよね。雪に対応した街路樹的なものなのかな?ふたつめ、これちょっと自信ないんですけど「信号機用の音声スピーカー」がポールに取り付けられてるんですけど。これたぶん方向変えられるんじゃないかと思います。何のためか知りませんが。汎用的に取り付けられるようにそうなってるだけか。必要に応じて90度向き変えるためかな。