ソーシャルファームの定義って日本だけオリジナルすぎん?

人間を仕事に合わせるのではなく、仕事を人間に合わせるソーシャルファーム|@WorldVoiceJapan https://t.co/uneXDwZPGm— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) November 5, 2020

記事にある内閣府の定義「社会的目的をもった企業。株主、オーナーのために利益の最大化を追求するのではなく、コミュニティや活動に利益を再投資する」はヨーロッパのソーシャルファームの定義と異なるので注意。まあ厳密にはソーシャルファームの定義ではないからこれはこれかのかもしれないが。— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020

ヨーロッパでもソーシャルファームの定義は国によって異なっているが、でもまあその違いより遥かにヨーロッパと日本のソーシャルファームの位置づけは大きな差がある。差っていうか根本的な思想の違い。ヨーロッパのものについてはこの資料のP145あたりから紹介されている。https://t.co/peHI7W9EQv— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020

日本の「社会的目的をもった企業。株主、オーナーのために利益の最大化を追求するのではなく、コミュニティや活動に利益を再投資する」って捉え方はむしろドイツやスペインなどのソーシャルファームの考え方とベクトルが全く異なっていると思う。— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020

ものすごくざっくり説明すると、欧州型は半数近い比率の従業員が障害を持っているような企業を指す。半数の従業員が障害者だとビジネスとして成り立つの?なんて思う人もいるかもしれないが、ビジネスとして成り立つまでを公金で支援するというのがその最も重要な点。— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020

日本だと公金で事業者を支援し、事業者が障害者を支援する。いわゆる補助金ビジネスモデル。欧州型ソーシャルファームは障害者がメイン従業員企業の起業を公金で支援する。ビジネスモデルや経営ノウハウを公共で提供し、黒字になったらあとは従業員に任せて引き上げる。— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020

個人的には欧州型のは「そんなうまくいく?」と思うことはあるが、理念的にはとてもいいと思う。ビジネスとして黒字で儲けが従業員に還元され、その儲けに応じて税金も払われるのであれば、これはよくある「福祉に金を使うことの批判」に対する真正面からのカウンターになるように思う。— Kohei_OKA 69.65 (@aloha_koh) November 5, 2020