自閉症スペクトラムのサブタイプ(?)に関するメモ
最近、TwitterでASDに関して「積極奇異型(タイプ)」というフレーズをよく目にするのだけど、これは専門用語ではなく、ネットスラングですよね?どこがオリジナルなのだろう。
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
むしろ、専門本にはよく見かける用語です。受動型・積極奇異型・孤立型。 https://t.co/vWtuNjmTIC
— みっちゃん@負け犬の老いぼれ (@naniwamichi) 2016年5月6日
自閉症スペクトラム障害は3タイプに分けて理解すると支援しやすい – 個性を自立力にするために興味を広げるべし https://t.co/4qwvfigrAj
— みっちゃん@負け犬の老いぼれ (@naniwamichi) 2016年5月6日
ローナウイングは三つ組による説明はしたけどそんな型に分けてないと思うのですが、僕が知らないだけなのでしょうか?
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
先のブログはウイングの書籍のアフィリエイトを冒頭に持ってきてるけど、文章そのものにウイングの理論の引用はない。
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
@aloha_koh この論文のp.176にウィングの引用をつけて類似したキーワードへの言及がある.https://t.co/bbdnKgeFDa
— oʞɐsɐ ɐɹnıɯ (@asarin) 2016年5月6日
確かに176ページに「対人交流の障害に関し
ては、その質として、「対人的無関心=孤立型」、
「受動的な交流=受動型」、「積極的だが奇妙な交
流=奇異型」の3 つを挙げている。(Wing &
Gould 1979=1998: 62-63)」とある.俺が知らなかっただけか.— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
ウイングの「3つ組みの障害」という捉え方が劣勢になっていくなかで,3つのタイプ分けが隆盛している、という流れか.
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
2003年のこの紀要にも3つのタイプ分けのことが言及されている.出典は先のと同様で1998年の「自閉症スペクトル」.https://t.co/DWmAJaIHhl
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
"積極奇異"で年ごとにググったら,1999年0件,00年0件,01年9件,02年4件,03年1件,04年3件,05年11件,06年12件,07年17件,08年16件,09年32件,10年24件,11年31件,12年39件,13年36件,14年52件,15年65件
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
で,2016年は1/1から5/6まで61件.一応目視で自閉症関連の話題であることを確認.
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
@aloha_koh
ここにも出てきます。https://t.co/ZMoBvDSXgk— こりん (@kum1w) 2016年5月6日
先の文献,1ページ目までしか読めなかったけどWingは“aloof”,“passive”, “active but odd”と分類していたようだ(“passive”, “active but odd”についてはググった先に書いてあった)
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
ちなみに,ICD-10にそういう分類はない(3つ組みの考え方についてはICDでもベースとして採用されている).DSM-Ⅳ-TRにもDSM-5にも先の3分類は見当たらなかった.(3タイプの分類の善し悪しについていいたいわけではない)
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
なるほど,調べてみると自分の知らなかったことがいくつかあって勉強になった.
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
タイプ分けしたことによってメリットがあると良いと思う.類型化にはメリットとデメリットがあるということは自覚しつつ.自戒の念も込め.
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日
テレグラフでローナ・ウイングの記事に先の分類が紹介されていました.ローナ・ウイングの顔写真初めてみたな.https://t.co/fSYAxJMMZf
— Kohei_OKA (@aloha_koh) 2016年5月6日