iPhoneを拡大鏡として使うアプリ

iPhoneというのはもはやケータイ電話ではなく,さまざまなアプリケーションの複合体,マルチツールキットとなっています.そこにあるアプリケーションには,ビジネスや生活にとって役立つばかりでなく,使い方次第によっては福祉支援技術として役立つものもたくさんあります(使えそうで使えないものもありますが).

今回はiPhoneを拡大鏡(虫眼鏡・magnifier)として利用できるアプリケーションについて,ご紹介いたします.

拡大鏡として機能するポイントは
1:拡大率の操作が簡単なこと
2:拡大率が高いこと
3:拡大した対象に焦点が合っていること
4:拡大した対象を画像として保存できること
だと思います.

iPhone APPとして次の4つを購入し,確かめてみました.
・虫眼鏡
・iLoupe
・Magnifique
・iMagnify

ATACで紹介したのは「虫眼鏡」です.
Magnifying glass - Lens Zoom

製品詳細を書くのが面倒なので,詳細については上記のリンクから飛んで下さい.レビューで,焦点が合わない旨が報告されていますが,これはアプリの問題というよりはむしろiPhone の筐体の問題です.iPhone 3G にはオートフォーカス機能がなく,ピントが合わない問題が出てきますが,iPhone 3GSであればオートフォーカス機能により拡大しても焦点が合います(対象に近づけすぎない限り).

話が逸れましたが,虫眼鏡を紹介したのは1の理由にある操作の簡易性が他の3つより優れているからです.
ただし4の問題は残ります.ATACでは時間の都合から,そのあたりの説明は割愛いたしました.

総合して,一番役立ちそうなアプリは4つの条件を全て満たすiLoupeです(詳細は下アイコンよりリンク).
iLoupe

インターフェースの良さは虫眼鏡に劣るのですが,拡大した物を画像として保存できるので,こちらが便利かなと思いました.

この様な感じでアプリを紹介していきたいと思います.

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